輪中堤は江戸時代につくられたものが多く、ある特定の区域を洪水の氾濫から守るために、その周囲を囲むようにつくられた堤防です。
当社でも江古川付近に堤防の土台となる地面の支持力を強くするため、木杭による基礎工事の実績がございます。4㍍の丸太を3本連結して等間隔に埋設する工法の採用は県内初。杭としては県産杉約6,000本(直径18センチ)を1.5メートル間隔で埋め込んでいます。
杭の頭はロープで連結し、安定性を高める「パイルネット工法」を採用しており、現場は地下水位が高く木杭が空気に触れないため腐朽せず長持ちし環境にも配慮されています。また、県産間伐杉が使われており、“地産地消”の林業振興にも貢献しています。
従来のアナログ手法やICT・IoT化も積極的に取り入れております。
統計データでは技能労働者約340万人のうち、今後10年間で約110万人が高齢化等により離職すると出ています。現在の建設・土木の現場では、従来の3Kを払拭し、新しい3K(給与がよい、休暇がとれる、希望がもてる)を早急に定着させ、有識者の離職に歯止めをかけることが求められています。
IoTやAIなどICTを駆使することで、建設・土木分野の労働環境改善を目指します
市民の皆様が積雪で仕事・買い物に行けない、小浜市を行き来する物流を止めないという責任感をもち、シーズン中は昼夜問わず作業を行っております。ご不憫をお掛けしますが、シーズン中はご理解のほど、よろしくお願いいたします。