道路などの地盤面を砂や砂利、砕石などを数層にわたり締め固め、その上の表面にアスファルトやコンクリートを敷き詰める工事のことです。 道路の耐久性を高めるだけでなく、景観を美しく保ったり、歩行者や自動車が安心・安全に通行するためにも、舗装工事は大変重要な工事です。
■アスファルト舗装
アスファルト舗装は、アスファルトに骨材(砂利や砂など)を混ぜ入れて加熱し、敷き均してローラーなどで転圧する舗装方法です。
■コンクリート舗装
コンクリート舗装は、セメントや水、砂、砂利などを混ぜたコンクリートを敷き均し、養生しながら強度を出していく舗装方法です。 これまでの舗装工事と言えば、アスファルト舗装が主流でしたが、耐久性や環境負荷が少ないことから、近年ではコンクリート舗装が増えてきています。
■特殊舗装
小浜市街地には今も古い町並みが残っており、歴史ある景観を綺麗に保全するという観点からも、特殊舗装による施工も数多く実績を積み重ねてまいりました。
「樹脂系舗装(すべり止め舗装、着色舗装)」高質化舗装塗布式舗装は舗装路面にエポキシ樹脂やアクリル樹脂を接着剤として、硬質骨材を散布・接着させるもので、仕上がり厚さは3~5mm程度の薄層舗装です。
自然石やゴムチップを骨材として樹脂で固めた混合物タイプの表層材もあり、路面のすべり抵抗性を高め、走行安全性を向上させるとともに、色彩によって通行帯や交差点を区分することにより安全で円滑な交通を促します。